るいブロ

つつがない毎日の落とし穴

アリアナグランデ

私はアリアナグランデがとても好きだ。

アメリカではアイドル的な立ち位置だと思うのだが、私はアーティストとしての彼女が本当に好きなのだ。

日本での知名度も凄まじく、彼女の楽曲もよく使われている。耳にしたことがある方も多いだろう。

あ、あれってアリアナグランデなの!?というくらい日本のメディアで使われているのだ。

エマ・ワトソン主演「美女と野獣」の今回のテーマソングも、多くの女性アーティストの中から彼女が抜擢されたのだ。25年前の映画「美女と野獣」のテーマソングを担当したセリーヌ・ディオンから受け継いだ形となっているが、アリアナらしく明るめなアレンジにリメイクされている。


現在はツアーのため世界中を回っている。そんな中での悲劇だった。イギリス、マンチェスターでのテロ事件は記憶に新しいだろう。彼女のヨーロッパツアー最中での出来事だった。彼女のライブの観客を標的とした自爆テロが発生し、多くの人を巻き込んだ大惨事となったのだ。犠牲者には幼い子どもも含まれていた。

彼女はすぐ公式ツイッターで犠牲者への追悼の意と敬意を表明し、事件後たった数日で悲しみと恐怖で途方に暮れる犠牲者家族への慰問やチャリティー公演を始めた。


「one love Manchester」と名付けられたチャリティーではJ・ビーバーやケイティ・ペリーなどのビッグアーティストもイベントに参加し、既に10億円以上を集めている。

日韓合意のもと、慰安婦問題を不可逆的に解決するため韓国へ払った10億円とは違い、非常に価値のある10億円だ。この問題も私の知的好奇心を非常にくすぐるツボなので、いつか私の一方的な見解を記そうと思う。

そして、あまり知られていないが、癌患者の支援や研究のための資金調達や、セクシャルマイノリティー・ホームレスのための慈善活動も積極的に行っている。

余談だが、私も関西一のホームレスタウンで数年前から年末年始だけ、彼女と比べるとハナクソ程度ではあるが個人的に活動している。

市からの感謝状や取材はまだ来てない

そんなアリアナグランデはまだ若干23歳なのだ。(6月26日で24歳になる)


簡単だが彼女の来歴を紹介しよう。

アメリカ、フロリダ州出身の北アフリカ系(ギリシャ系)アメリカ人であり、父はグラフィックデザイナー、母は米軍関係の商品を扱う企業のCEOである。生まれた時から私たち一般人とは、スタートラインからして違うのだ。

同じ人類とは思えない完璧な容姿に、ネクストマライアと称されるほどの圧倒的歌唱力と7オクターブに及ぶ声域、14cmヒールでの激しいダンスパフォーマンス。

天は二物も三物も与えている

ほんと仕上がってるもの。

しかし、身長は日本女性の平均ほどであり、153cmなのである。

このギャップに萌える男は割と多い

もうこれで人気が出ないわけがない。彼女は瞬く間にスターダムにのし上がり、あらゆるビッグアーティストとのコラボで世界中を熱狂させ、賞レースでのノミネートはもはや当たり前となった。オバマ(前)大統領の前で生歌を披露する栄誉まで手にし、名実ともに若干23歳にして世界中の人気者になったのだ。


あのテロによりマンチェスター公演以降のヨーロッパツアーは中止され、全ツアーの中止もやむを得ない状況の中、ツアー再開を熱望するファンのため、すぐさま予定を立て直し、ツアー再開が決まった。彼女の活動の再開を誰より願ったのは他でもないマンチェスター市民である。その勇気ある行動に対しマンチェスターでは初の名誉市民の称号が彼女に与えられた。7月には南米ツアーを敢行し、アジアではバンコク公演・日本公演を予定通りの8月(お盆真っ最中)に行われるそうだ。日本公演は幕張メッセ2デイズなのだが「なんで幕張!?1万人も入らねえじゃん!」興行主の完全なミスだ。ブラジルでは55000人規模のスタジアム、メキシコでも20000人規模だぞ?

日本公演では、お隣韓国や中国からも観客が来るのだ。東京ドーム2デイズ、京セラドーム2デイズで約20万人。彼女にはそのくらいの集客力があるはずなのだ。バカなのか?

現在、既に転売ヤーが指定席で20000円程の高値を付けている。アリーナ・ゴールドスタンディングスタイルだと25000円あたり。開催が近くにつれ、値段はさらにつりあがるのだろう。胸クソ悪くなる話だけれど…

でもすげえな。日本公演の2日間でどれだけの金が動くんだ。どれだけの経済効果を産むのだ。

また余談だが、彼女は大層な日本贔屓で、彼女が衣装でよく使うネコ耳カチューシャは日本の「Kawaii」からインスパイアされている。彼女のFOCUSという曲があるのだが、あのリカちゃん人形とのコラボバージョンも存在する。

私の好きな楽曲の一つにBANG BANG という曲がある。なんかすごいおばちゃん二人とのコラボ楽曲である。何がすごいかはYouTubeででも確認してほしい。やっぱ聴くなら生歌かな。


ここまでで、ちょっとでもアリアナグランデに興味を持ったら、彼女のライブ映像をぜひ観てほしい。彼女のパフォーマーとしての才能はライブの生歌でこそ生きるのだ。



私はきっとプロフェッショナルな天才が好きなんだな。常人では考えられない重圧と責任を背負いながら、殺人的なスケジュールで今日も世界のどこかで人々を魅了しているのだ。


奇しくもその知名度でテロに利用されてしまった23歳の若き天才には、テロに屈せず輝き続けてほしいものである。