医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

意識高い系の人ってほんとウザイよね。

私は今日兵庫県に行った。遊びにではない。「打ち合わせ」と呼ばれるえらくアナログな用事だ。テンションはダダ下がりだった。クソ蒸し暑い中、駅に向かい大嫌いな電車に乗り三ノ宮という駅で降りた。


三ノ宮って神戸じゃねえの


そんな声が聞こえてきそうだが、そんなことはない。兵庫県だ。

私はそう貫き通している。しかし神戸市にお住いの方はみなさん98%の割合でまず訂正にかかる。残り2%は聞こえてないか、訂正するのもアホらしい下界民を相手にしてる体なのだ。まあ確かに関西に住んでいると三ノ宮と言えば「ザ・神戸」って気もするし、彼らに言わせれば神戸の中の神戸らしい。

横浜問題と近い。

そしてこれまた厄介なことに同じ兵庫県でも芦屋は芦屋なのだ。芦屋市は芦屋ではない。


私「どこに住んでるんですか?」

◯「神戸です」

私「神戸っても広いじゃないですかー」

◯「…北区」

私「北区…(言い方。僻地じゃん。悪いこと聞いたかな)」


私「今日はどちらからいらしたんですか?」

◯「芦屋の方です」

私「芦屋って高級住宅街ですよねー」

◯「いえいえ、高級なのは上の方で家なんかはとてもとても」

私「みなさんそうおっしゃいますけど、上のほうが芦屋なんですか?」

◯「………」

私「(ここでもっと追い討ちかけたら怒るかなw)」


とまあこんなにめんどくさいことが多々あり、私は神戸市民や芦屋市民たちを一括して兵庫県民にまとめてやったのだ。


もちろん評判はすこぶる悪い


まあそれはいいとして、私は三ノ宮にやってきたのだが、見渡すとイカニモな兵庫県民マダム意識高い系の人たちとチャラチャラした男女と中々のステータス異常の人たちが共存する異様な有様だった。


その中で私の目と鼻についたのは意識高い系の連中だった。

ヒヤヒヤするくらい細身のピタピタパンツのクールビズサラリーマンや女子アナ風スタイルのシュッとした人たちが「私今ブラストしてます!」と言わんばかりに木陰でベンチに腰掛けてノートPCやタブレットを操作しながら電話してたり、映画でよく見る「上司と部下が資料片手に早足で歩く打ち合わせ」なんかをしている。


うわーカッコいいなー憧れちゃうなー


なんて思うかボケ。


きっと奴らのカバンにはこのクソ暑いのに常温の水が入ったタンブラーや、ウィダーインゼリーなんかが入ってるのだ。いやもっと意識が高そうな物を持ち歩いているかも知れない。見るからに重そうなカバンだもの。意識高いのも大変だね。


暑い。とりあえず茶ァしばくか(死語)


とりあえずスタバは避けて普通の喫茶店に入る。いわゆる純喫茶みたいなレトロな佇まいの洋食メニューも充実してそうな店だった。

店に入ると冷えた店内がオアシスのようだった。ちょっと感じてた嫌な予感はハズレてくれ、ここには意識高い系の人たちはいなかった。そりゃそうだろう。彼らは三角に切った地味で小ぶりなサンドイッチなんかに興味はないのだ。意識高い系は切り目がとてもカラフルなオーガニック野菜がたっぷり入ったバカでかいサンドイッチをインスタにアップしてから食うのだから。

またそれを食ってる絵面が最高にマヌケなんだよね。中の具がボロボロこぼれて汚らしいったらありゃしない。それなら片手で口に放り込める小ぶりなサンドイッチでいいじゃないか。そのでかいサンドイッチはテイクアウトにして家で豪快に好き勝手に食えばよかろう。


店内は先ほど見かけたステータス異常の人たちがスポーツ新聞を広げたり、ゴミみたいなくたびれたサラリーマンが文春や新潮を読んでいた。

うーん溶け込んでいる。むしろホッとしたわ。

おしぼりであちこちを拭いてもいいような店だったが、日焼け止めの塗り直しがめんどくさくてそれはやめた。


一息つき店を出て打ち合わせに向かう。その道中にも意識高い系と嫌というほどすれ違った。スーツを着たサラリーマンがメットにサングラス、リュックでチャリにまたがって颯爽と駆け抜けて行ったり、シンプルだけど高そうなビジネスバッグやトートバッグからちょっと書類なんかをチラ見させ、そのバッグをあえて雑に持ち歩き「デキるビジネスマンの演出に余念がない」ような人だったり。


バカでしょ?


鼻につく行動満載の神戸と芦屋にこだわる兵庫県は頭がおかしい。


しかし奴らにはある共通点がある。汗をかいてないのだ。男子はチャリにのろうが早足で歩きながら電話しようがシャツが汗だくになってるやつはいなかったし、女子はワキ汗がしみそうなシャツを着ていてもキレイなもんだった。


意識高い系は発汗コントロールが出来るのか



いやいやいや。きっと奴らは冷えピタシートを身体中に貼り(股間にも貼ってるに違いない)、制汗スプレーを大量に使い汗ワキパットを何重にも重ねて対策してるのだ。



そんなことを思いながら打ち合わせにやってきたら、出迎えてくれたのは汗だくだくでシャツが身体に張り付いてる非常に見苦しいおっさんサラリーマンだった。




ああ、コイツも同じ兵庫県民なんだなあ。