救急外来のスタッフと雑談していたときの話。
「夜中にさ、熱が高くて咳もひどくて、どうやらインフルエンザみたいなんです。って電話が多くなってきたの。」
へー。お前は医者か。だよな。
「そうそう。で、行けばタミフルって処方してもらえますか?につながるんだけど、そんなもん【インフルエンザの疑い】だけじゃ出せるかどうかわかんねえじゃん?」
うんうん。
「でさ、それはDr.の診断結果によりますし、受診してからのお話になるかと思いますので、受診されることをお勧めいたします。って言うわけよ。」
うんうん。
「で、来るわけよ。ちゃんと言うんだよ。インフルエンザと診断された患者さんもいらっしゃいますし、感染拡大防止のためマスク着用にご協力ください。ってさ。」
うんうん。
「で、してこねえの。マスク。」
うんうん。
「で、そいつは診断書でますか?とか言うんだよ」
うんうん。
「インフルエンザと診断されたら、診断書は即発行できますが、基本的に救急外来では診断書は出ません。学校提出用なら費用はかかりませんが、職場提出用の診断書は費用がかかります。」
うんうん。ウチではそうだね。
「で、そこですげえゴネるの。タミフルも出ない、診断書も出ない、何のために来たと思ってんだ!とか。」
知らねえよ。
「でさ、受診して結局インフル陰性だったらもう手がつけられないくらいゴネるんだよね。」
アレか?インフルエンザになってでも会社(学校)休みたい症候群か?感染してもいいからマスクもしてこねえんだな。
「そうそう。ほんと迷惑。救急外来だと緊急性もありそうで、証明としては格上みたいなイメージ持ってんだろ。最近そーゆークズのゆとりも多くなったよな。」
うんうん。多くなった。日本はもうダメだな。
日本をダメにしないように、病院行くときはマスク着用にご協力ください。
さて、インフルエンザとはまったく関係ない本題です。
牡蠣が食いたくなったので、広島出身の医師で友人でもある主治医に
お前のパパに牡蠣送ってもらえ。
とお願いした。
数日後、大量の【殻付きの牡蠣】が送られてきた。
…牡蠣は食いたいけれど、
ちょっとめんどくせえな。
しかも、有頭エビとカニも一緒に大量に送られてきた。
全部めんどくさいやつやんけ。
全部鍋にぶち込んだら、相当美味い鍋ができそうだが、牡蠣はとりあえず気が済むまでは生で食いたい。エビとカニはもったいないけど、冷凍するか、すぐしゃぶしゃぶにするかだな。
主治医は牡蠣を食わない。しかもエビフライと焼きガニをリクエストしてきた。
マジめんどくさい。
牡蠣は私と同僚Aとで、昨日の朝食で3分の2ほど生で食いつくしてやった。それでもまだ30個は残っていたので、半分は鍋用、残りは牡蠣フライの下ごしらえをして冷凍した。苦労したぞ。牡蠣の殻むき。
牡蠣フライの下ごしらえと並行してエビフライの下ごしらえもした。エビの殻も無駄なく他の料理に活用できるよう揚げたものを細かく砕いて冷凍しておく。スープとか塩にまぜたら美味いんだぞ。ノリとゴマをまぜてふりかけにもなる。
朝メシに生牡蠣を食ってからは、晩メシ直前まで晩メシの準備に追われていた。バカでクズなクソ主治医は、バカ舌のクセに
エビフライはタルタルで食いたい。キューピーのは酸っぱすぎてアカン。作ったやつな。
とか抜かしやがって、さらに私の手を煩わせた。バカ舌はウスターソースで十分なのに。
ちなみに、家で消費に困りがちな、東海漬物の【きゅうりのキューちゃん】をみじん切りにしてタルタルに加えると味に深みが増す。マジ美味い。赤いしば漬けを加えると美味いばかりかピンクのタルタルが出来る。インスタ脳の方はお試しください。
昨日の晩メシのメニューは、
- 焼きガニ・焼きガキ
- エビフライ
- 牡蠣・カニ・エビの海鮮鍋(つゆ・しゃぶしゃぶの2種類)
- カニ味噌なんとか
- エビ味噌なんとか
カニは5杯もらったので、まだ2杯はまんま冷凍してある。
エビも30尾はあったな。
医者を家族ぐるみで友人に持つと、こーゆーところだけはおトクだと言える。
あとなぜか、宅配便の中に山口県名物の【利休さん】と【月で拾った卵(萩の月のパクリみたいなの)】も入っていた。
余り物を回されたかも知れない。
金持ちが金持ちなのには理由があるような気がした。