パートナーの田舎である鹿児島からサツマイモと黒豚肉と黒豚餃子が大量に送られてきた。
消費に困るほど大量にである。
黒豚・いろいろな部位がたぶん5キロくらい。
餃子・30個入りの袋が10袋。
サツマイモ・ダンボールいっぱい。
姉宅と両親宅でシェアしたのだが、両親は年寄りなので、ガッツリとした肉類は胃がもたれるらしく、
「餃子は1袋でいい。豚肉は鍋用に薄切りのを500グラムほどあったらいい。サツマイモは5本ほどで。」
姉は、
「餃子は3袋あればいい。豚肉は薄切りのちょうだい。ブロックはええわ。イモも5本あればいい。」
そんなわけで、一人暮らしの我が家にはまだ大量の鹿児島県産の食材が余っている。
幸い我が家には、友人であるクズたちのどれかがたいてい家におり、バカ舌の彼らは肉や餃子が大好きなので、年内に消費できそうだ。
というわけで、餃子は週末に食うとして、今日はサツマイモと豚バラブロック(薄切り肉は肉親にすべて取られた)を調理することにした。
メニューを考える。
サツマイモ。
甘露煮。
スイートポテト。
大学イモ。
天ぷら。
どれもめんどくせえ。やめ。
豚バラブロック。
カレー。 めんどくせえ。
角煮。 もっとめんどくせえ。
ベーコン。 なんかもったいねえ。
同僚のAは、
サツマイモはシンプルに焼きイモにして、塩バターとかで食いたい。
そうだな。私もそれがいい。
じゃあ豚バラも岩塩すり込んで、アルミに包んで蒸し焼きにしよう。
クッソ寒い中、庭で一斗缶に木屑や紙をぶち込み火をつける。
あー。いい感じ。
材料をアルミで包んで火の中にブチ込む。
余っていたじゃがいもと玉ねぎととうもろこしもアルミに丸ごと包んでブチ込んでやる。
ホットの酒を飲みながら、焚き火とかサイコーじゃん。調子にのった私たちは、イモと豚肉が出来上がるまで、ツマミ代わりにいろんなモノを火で炙って食った。しいたけ、ウインナー、イカ。
美味いです。ヤバいです。
犬たちも欲しそうにしていたので、ゆでたササミを炙って食わせてやった。
いい感じに酒も入り、体も温かくなって来た頃に、いよいよメインの豚肉です。イモは時間かかるし、甘いから後回し。
弾力のある豚肉をアルミから出して包丁を入れる。
肉汁ヤバいです。
それにまず粗挽きコショーをかけて食う。
うん。間違いないです。
チーズいってみる?
うおおおおお。やべえ。
キムチ乗せ。
ひいいいいいい。
キンキンのビールにしようぜ。
きゃあああああ。
よし、イモだイモ。
なんじゃこりゃあああ。見た目からヤバいですう。
じゃがいもは、塩、バター、チーズで食った。
あかん。もう腹いっぱい。食えねえ。
出来立てアツアツの焼きイモを食うはずでしたが、それまでに腹いっぱいになってしまったので、明日の朝レンチンで食います。職場にも持っていき、昼ごはんもレンチンで焼きイモを食う予定です。
私たちは計画性のないクズである。