医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

CR海物語の大当たり中の楽曲と映像が化物語の八九寺真宵opに酷似している件

久々にパチンコに行った。


我が家には老犬兄妹がおり、内1匹は目がほぼ見えてない。なのにパチンコ?と非難されるだろうとは思うけれど、昼前にこないだのエントリーで書いた「マイネオマスター」が我が家にサーフィンで行ったハワイのお土産を持って来てくれ「今日まで店休みにしてるからここでゆっくりさせてくんない?」と言ってきたのだ。別にマスターと付き合ってる訳じゃないのだが今日はありがたかった。目が見えないほうの犬が朝からグズっていてご飯をなかなか食べてくれなかったのだ。最近のコイツは気まぐれで私もほとほと手を焼いていた。そんな中年がら年中焦げているイケメンマスターの登場である。

ウチの犬たちはいつもほんのりココナッツの香りがするマスターが大好きなようでマスターが手ずからご飯を与えるとペロリと平らげてしまった。なんなんだコイツは

不安材料がひとつ減って安心した私は買い物などの用事も済ませたかったし、マスターもゆっくりさせてあげたかったので少し出かけることにした。するとマスターは「たまにはゆっくりして来たら?晩飯は俺が作るしコイツらとのんびり昼寝でもしとくからさあ」と言ってくれたのだ。


パートナーが亡くなるまでの私たちの闘病生活をよく知るマスターは、私がパートナーと入れ替わりで入院していた間、我が家を気にかけてくれ、差し入れや買い物などの雑用をしてくれていたのだ。もちろん犬たちの面倒も見てくれていた。パートナーが亡くなってからも我が家を気にかけてくれ、ちょくちょくウチに遊びに来ていた。

そんな訳でたぶんいろいろ煮詰まりつつある私を気遣って「ゆっくりしてこい」と言ってくれたのだろう。私もマスター以外の人間には大事な犬たちを任せたくないしね。付き合ってる訳じゃないのだが。

そしていざ出かけてみると時間の潰し方に悩んでしまった。日用品の買い物はこないだのクソ暑い日に済ませたので今日のメインは食材購入だった。とりあえずスーパーに来たはいいけれど買い物してソッコーで帰ったらマスターになんか悪い。


でパチンコにきてしまった。涼しいし負けても無料のマッサージチェアやマンガもあるから時間潰すのにちょうどいいわ。


短時間勝負なので台を吟味した結果4円パチンコの甘デジ海物語沖縄3に着席。22回転で当たった。さすが甘デジ。順調に連チャンを重ねる。


何連チャン目か忘れたが、私はかねてから感じていた違和感を思い出す。大当たり中に流れる楽曲で「今日はハッピー♪ずっとラッキー♪」とかいう歌詞の曲があるのだが、その曲と映像がどうにもこうにも化物語八九寺真宵オープニングの楽曲とかぶってしょうがないのだ。amazonプライムビデオで何度となく観た八九寺真宵のオープニング。三洋やりやがったな。ってくらいやっちゃった感がハンパないのだ。たまに変なコラボをする海物語だが、化物語疑惑の物語コラボとは恐れいった。機会があればぜひ見てほしい。さすがパチンコだ。海物語なんて開発にそんなに金かかってないくせにこれだもんな。

しかもそれだけではない。海物語ジャパン桃太郎電鉄の大当たり中の楽曲に「あっぱれジャパン」とかいう曲があるのだが、それもなかなかのインスパイア具合なのだ。化物語シリーズのヒロイン阿良々木月火のオープニングの「白金ディスコ」なのだが。


まさしく「偽物語」だ。

疑惑しか生まないオマージュっぷりだ。


海物語といえばパチンコ打ちでは知らないヤツはいないといっていいほどの大ヒット機種なのだ。

吉宗や番長シリーズをリリースしている遊技メーカー大都は楽曲へのチカラの入れようがそれはもう異常なのだが、三洋はその異常っぷりを見習ってほしい。

海物語の楽曲はなんてゆーか作り込みが甘い。老若男女問わずわかりやすいコンセプトで作曲されているのだろうが、詩も浅いしアレンジも浅い。他方面からなんかを少しずつパクって仕上げた「中国の安っぽい遊園地感」がすごいある。やはりかの両国はパクリ文化なのか


そんなこんなでパチンコは海物語とリングで3万ほどプラスになった。違和感と疑惑も私的に解決したし、リングに使われているバラード(氷雨ってオリジナル?)楽曲の良さも改めて認識したしストレスも発散できた。マスターに感謝だわ。


時間もちょうどいい。まだマスターは晩飯の準備もしてないだろう。パチンコ勝ったしちょっといい肉を買って帰ろう。


家に着くと何やら香ばしい甘い匂いがする。アーモンド?

アーモンドフィナンシェだ。パートナーが放射線治療で食事しづらくなってきた頃、マスターが作るこのしっとりしたアーモンドフィナンシェにどれだけ助けられただろう。

「おかえりー」

そんなことを誰かに言われるのも久しぶりすぎて少しうろたえてしまった。

「ちょっといい肉買ってきた。食ってくやろ?全部お任せでいい?」

「おう」

マスターは何も聞かない。犬たちも元気だ。それでいいのだ。海物語の楽曲が化物語の楽曲に酷似していることなどサーフィンバカのマスターに言ってもしょうがない。


こんなに穏やかな気分になったのはいつ以来か。悪くはない。マスターはチビチビ飲みながら晩飯の準備をしている。

マスターはちょっといい肉で4品を作った。犬たちにも味付けなしのローストビーフを作ってくれた。やっぱすげぇな。


いつでもどこでも地味なばあちゃん飯をモソモソ食ってる私にはちょっとキラキラし過ぎだが。久しぶりに豪華な晩飯をダラダラと食った。


「てかこのトマトどした?冷蔵庫にあった?」

程よく冷えている小さく切ったトマトを犬たちの口に運びながらマスターに聞く。


「え?3時くらいにお父さん持ってきたよ。俺が出てびっくりしてたけどなんかよろしくお願いされたw」






私は明日父になんて説明しよう。