医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

Aたちの居ないどこか遠くへ行きたい。

突然だが旅行に行きたくなってしまった。

海外でも国内でもいい。でも国内旅行はヘタすると海外へ行くより高くなる。おひとり様だとなおさらだ。別にリゾートなんかには興味はない。私はこう見えて歴史あるところが好きなのだ。それほど歴史には詳しいわけではないが、何百年前の建造物だとか何世紀の◯◯だとか、身近でいうと「昭和の遺産」なんかも好きだ。

私は相当なインドア派で旅行にはあまり興味がなかったのだが、亡くなったパートナーがけっこうな変態具合の旅行好きで、そのお供として私はけっこうあちこちに行っていた。
国内では行ってないところを数えるほうが少ないんじゃないか?名指しで失礼するが、「鳥取」「島根」「群馬とかあの辺」「秋田」は行ってないはずだ。今でもあまり興味はない。たぶん生涯行くことはないだろう。

その他の県はシーズンも終わった盆休み・正月休みなどを利用して賢く旅行していた。

海外ではグアムと台湾はほんとよく行った。ヒドイ時は年に5〜6回行ってたわ。LCCの普及は大きい。グアムでは必ずグアムプラザに泊まった。タモン地区で超便利だからね。昔はDランクだったグアムプラザが今ではBランクくらいまで上がったらしい。まああの立地だと妥当なのかな。
そして台湾。台湾は食い物が私の口に非常に合うのだ。何を食っても美味い。タイやベトナムの屋台ほど胡散臭くなく、また韓国の「旨辛味にマヨネーズ」などの濃い味付けに騙されることもない。最近の韓国の屋台は旨辛マヨネーズ味が流行りなのか?日本人が嫌いな味付けではないだろうけれど、◯◯にマヨネーズってのはけっこう日本の文化だと思うのだが。

話逸れたが、それに台湾はお茶がほんとうに美味い。ツアーだと勝手に連れて行かれがちだが、変な土産物屋では買うなよ。まあ確かに美味いが正当な値段ではないw

タイはねえ、地区とホテルさえ間違えなければけっこうリーズナブルに高級感を味わえる。私はペニンシュラに宿泊したのだが、ホテル専用の船で移動(無料)できるし、滞在中は部屋に毎日新鮮なフルーツが用意されているし、朝食ビュッフェは「このままここに住みたい」と思うほど豪華だった。ビジネス利用で空港〜ホテルの移動は専用リムジンの送迎があり、専用コンシェルジュも付いて1人¥180000くらいだった。6日間だったかな。
私が行った時は政治的な問題で外務省から外出規制が出されていた。偶然にも水かけ祭りの時期だったのに、ペニンシュラの日本人スタッフに「お出かけの際は必ずホテルが呼んだタクシーをご利用ください」とちょっとした外出をも管理されていた。水かけ祭り見たかったし、ちょっとした貧困街やナイトマーケットにも行きたかったのに。しかし路面免税店に行った帰りに地下鉄?モノレールみたいな高架を走る電車がその政治的な問題でストップしていたのを見て、現実的な身の危険を感じた。
道路では赤いマスクと赤いシャツ、赤く塗装したバイクがまるで暴走族のように走り回っていた。いわゆる過激派だ。ニュースにも流れていた。現地の人も近くの建物に入ったりしてたので、かの過激派は「やるときゃやるんだなあ」と思ったものだ。
そしてホテルに帰ろうとタクシーを拾った。あれほどホテルスタッフに「ホテルが用意したタクシーを使え」と言われていたのにw

タクシーに乗り込み「ホテルペニンシュラ」と告げるとタクシーは静かに走り出した。タイのタクシーは緑と黄色のツートーンやピンクのタクシーは公認だと聞いていたので安心していたのだが、このタクシードライバーはメーターを放置している。

ん?この時になって初めてちょっと後悔した。だがこのタクシードライバーペニンシュラホテルまで私たちを無事送り届けてくれた。エントランスからちょっと離れたところだったがwそして彼は全部の指を目一杯広げこう言った。

「500バーツ」

えーとタクシーに乗ってた時間はおよそ10分ほど。はいボラれてます
日本円にしたら大したことないのだが、なぜか私はしつこく食い下がり相場の値段を言い続けた。あまりにしつこく食い下がっていたのでホテルのドアマンが飛んで来て交渉してくれた。最終的に200バーツになったがそれでもボラれてます。
でもね、ホテルスタッフによると護身用として銃を持ってるタクシードライバーも珍しくないから注意してくださいとのことだった。

数千円で殺されたら葬式のネタにされてしまうよね。

イタリアでは地下鉄でパートナーと2人揃ってスリに遭うし、ホテルのフロントマンはホテル税をぼったくろうとしたりね。イタリアは2度と行かん。バチカンや遺跡なんかはよかったけど。
ハワイは安定だよね。バリも安定圏。アメリカ本土は昔ひとり旅してた時、国道66号線で怖い目にあったからもう2度と行かない。トランプさん移民問題より自国の麻薬中毒者をなんとかしろ。

そんな旅の出来事をスマホの写真を整理してたら思い出してしまったのだ。
旅行には興味なかったのだが、行ってみると悪くはなかった。

私はパートナーがまだ意識のあるうちに「どんな姿になっても必ず会いにこい」と約束した。まだ会いにきてくれてはいないが、ある旅行先に行けばそこで待っていてくれそうな気がしている。


そんな話を主治医や同僚Aに話したところ思いっきり笑われた

主治医にいたっては
主「鬱、それ鬱!紹介状書いたるわwwwwwww」
A「旅行行ってる場合じゃねえだろwwwww」

主「いやー詩人だわー。病んどるわーw参った参った。△さん(パートナー)も絶対ウケてるから!」
A「△さんも絶対重うぜえとか思ってるw」

コイツら…人んちでタダ飯タダ酒かっ喰らいながら何を言うのだ。

私「もういい。それ飲んだら帰れよ」
主「ほらーAが怒らせたーw」
A「あ、マジ?wじゃあ一緒に旅行しよー」
私「なんでそーなる」
主「決まり!とりあえず俺の東京出張ついて来い」
A「行く行く」

かくして9月頭の土日と月曜を有給で休み3人での東京旅行が決まった。犬の世話は私の父と焦げているAV男優のようなマスターに頼む。

私がしたいのはそんな旅行ではない。

だが悪いヤツらではないのだ。

しかしコイツらが一緒となると…
せっかくの東京なのだが、今回はBOSSタクシーのチャーターは見送ろう……