医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

酒浸りのクズながらも私たちは一応職人なのだ。

主治医の言ったある一言で酒の席が静まり返った。

 

1番高い手術ってナニ?」

 

A「んー1番高いって言われてもねー。わりと手術って複雑なんすよねー」

課「脳外(脳外科)は安定して高いよな?」

私「心臓外科も稼ぎ頭じゃね?」

A「同種死体移植は単独で100万超え多かったなー実際あんま見ないけど」

私「同種心肺移植って麻酔込みで300万オーバーするんじゃねえかな?単独で280万くらい」

課「食道も高いなー」

A「高い高い。わりとよく見るし」

私「いやいや整形もなめとったらあかん」

課・A「あー高い高い。関節系な

 

主「で、どれやねん

 

こんな感じで私たちはクズのクセに一応仕事の話で盛り上がることもあるのだ。

 

とりあえず調べるのも面倒だったので、「同種心肺移植の285万くらいだろ」で落ち着いた。そーゆーのは国立だとか特定医療機関の仕事だ。

 

285万といっても患者負担は基本3割なのだが、それでも高い。でも基本的に保険が効く医療に関してはそれだけも払わなくてよい。

 

住所地の役所で「限度額適用認定証」を入院前に発行してもらうのだ。基本的に即日発行される。そうすると収入にもよるが、設定された医療費の上限額を超えた場合は、会計窓口で上限額までの分を払えばいい。なければ窓口で数十万・数百万の自己負担分(3割)を一旦払わないといけなくなる。入院時にこれを受付に渡すだけで後は面倒な仕事を医療事務員がやってくれる。

でもまあこれを忘れても自治体から払いすぎた医療費は戻ってくるのだが、結構時間もかかるしめんどくさい。入院と手術が決まったらすぐ役所で「限度額適用認定証」を発行してもらおう。

各保険会社がやっている医療保険も私たちから言わせれば「あまり必要ない」

この辺はちゃんと国や自治体の制度を確認して必要なさそうなら掛けなくていいと思う。生命保険は必要に応じて掛ければいいんじゃないかな?

 

このように私たちはたまにはマトモ?な話もする。

 

ちなみに一般人から「医者って儲かるの?」とか「何科が儲かるの?」という質問がよく来るが、基本的に勤務医はよっぽどのことがない限り「年功序列式給与査定」が適用される。私たち一般人の給与よりは遥かに高いのだが、彼ら医師たちは医学部入学という難関を突破して6年も大学に通い、そしてさらに最難関の国家試験も合格して晴れて医師となるのだ。それだけの投資をしてきており、かつ人の健康を管理するというリスクの高い職業であることを忘れてはいけないと思う。

 

まあ医師による事件も後を絶たないがw

 

で、何科が儲かるのかはぶっちゃけ知らないw 整形の関節とか心臓外科とか稼ぎ頭ではあるけれど、開業医ではさほどじゃないかな?開業医だと設備に限界があるよね?関節手術や心臓外科手術なんかは検査器具含む設備が整ってないとできないし、街の整形外科なんてジジババのリウマチやら消炎鎮痛処置がメインだからね。儲けてる整形外科医は自分の病院(有床)を建てて、検査器具も充実させて、しっかりしたリハビリ施設や看護師・療法士も揃えてるよ。つまりそれだけの先行投資をしてるってわけね。

 

だから何科が儲かるなんてわかんない。ドクターXみたいにフリーランスの外科医だったら儲かるんじゃねえの?と私はいつもそう答えている。

 

ついでだから馴染みのある診療料金も書いておく。(すべて定価表記w患者負担は3割)

 

尿検査 ¥260

基本的な血液検査¥210(プラス¥250の血液採取料と¥1250〜判断料が必要)

上記検査は条件を満たしてる大きい病院では要らない場合もある。

一般的な心電図¥1300

一般的なエコー¥5300

内視鏡(胃とか)¥11400

CT(使用器材によって変動)¥5600〜¥9000 月1回だけ診断料¥4500がかかる。

MRI(使用器材によって変動)¥9000〜13300

月1回だけCTと同じく診断料がかかるが同じ月にCTなどの検査をしていれば2回目は要らない。

 

ちなみに診療料や検査料・手術料は全国統一である。

 

〜加筆〜

誤解があるといけないので加筆しておく。医師は必要のない検査はオーダーしない。診療料金の7割は保険が適用されるのだが、その請求に関して「審査機関」が厳しくチェックしているのだ。つまり病名に対しての必要な検査や処置なのか、また正当なものなのかを判断して保険金を病院に支払うか否かを決めるのだ。もちろん通らなかったら病院側は損をする。ヘタすると患者さんに追加徴収や差額返還という面倒な事案も発生する。その審査は年々厳しくなっており、まず不正はできないようになっているので安心してくれ。

 

 

というわけで、クズ4人衆は今日も飲んで食って我が家を荒らして先ほどやっとタクシーで帰っていただいた。課長や主治医は嫁からの電話をことごとく無視していたため、自宅に帰ればどうなるか心配していた。バカめ。

お前らの嫁はすでに私に電話をかけてきている。私は信用があるので私と一緒だったと素直に言えばすぐ解放されるだろう。

 

だがバカの課長と主治医は一生懸命言い訳を考えていたので、おそらくつかなくていい嘘をついて火に油をそそぐのだろう。

 

私は意地悪なのでなんの助言もしていない。