我が家には来なくていいのに勝手にやってくるクズ男たちがいる。
- クズでどうしようもない私の主治医。
- ゆとりクズ代表、若手の同僚A。
- 長い付き合いのクズ上司、バカ課長。
こいつらのせいで、一人暮らしの我が家には、なぜかベッドが4台もある。
泊まることが多くなってきた頃に、
快適な環境での睡眠。
こんなことを主張してきたからだ。
なので、しぶしぶ【amazon】で、やーっすいシングルベッド(マットに短い足が付いたやつ)を購入したのだ。
一階と二階の部屋にそれぞれ2台ずつ設置し、クズどもは、特に決まった位置もなく適当に空いているベッドで寝ている。
もちろんベッドメイキングは私だ。なんでやねん。
ヤツらが連日で泊まりだと、めんどくさいベッドメイキングなんかしないのだが、
明日は泊らないからな。
などと、意味不明な宣言をされたときは、しぶしぶベッドメイキングを行う。
ホントに意味不明だ。
何日かに1回は洗濯出来るものは洗濯機に放り込み、マットなどは布団用掃除機でまったり掃除するのだが、なにかとめんどくさいし、クズたちのために毎回そこまでしてやる義理もないので、普段は枕を外に放り出し、掛け布団をまくり上げ、敷パッドをコロコロで掃除する。
毛問題。
見てドコの毛か分かっちゃう、ありとあらゆる毛がコロコロにまとわりついてくる。
私はそれを見るたびに、激しい脱力感に襲われる。
誰の毛か分かってしまう自分がいるからだ。
かといって、いちいちクズどもの毛を私が好んでチェックしたわけでもない。
以前の話。
バカな男たちがリビングに集まってなにやら毛の話をしていた。
主「A、お前のチ◯毛、直毛でロン毛だよな」
A「えー、そう?先生のは?」
主「俺のは剛毛系だろ?」
剛毛系?なんだそれ?(脱力)
A「そーだったかなー?見して見して。」
いらんこと言うな。
バカ男たちは、ティッシュの上に抜いた毛を披露しだした。
A「俺の長っ!先生の太っ!」
課「俺さあ、白髪増えてきてよお、見つけたら抜いてる。」
主「抜け、抜けw」
課「よっしゃ!あるかな?…あったわ。痛てっ!」
A・主「ギャハハ、何コレ!白っ!」
こんな見ていて悲しくなる出来事があったのだ。
コロコロをしていると、
あー、このベッド、クソ主治医が寝たんだな。
あー、見事なロン毛だ。Aだな。
あー、スネ毛多め。バカ課長…。
とか思っちゃうわけだ。
どうして我が家に群がるクズ男たちは、中学生男子のようなバカなノリをいつまでも持ち続けられるのだろう。
ワキ毛も話のネタになるから始末に負えない。
3人のクズ男たちの中で一番毛深いのはバカ課長だ。芸人のワッキーのような身体をしている。
逆に色白スベスベ肌のAは、ヒゲもスネ毛も薄いが、ワキ毛やチ◯毛は直毛ロン毛で密度が高い。なんでだ?
主治医は剛毛だけれど、全身バランス型らしい。
なんのバランス型だよ。
そんなことを、
【明日は泊らない宣言】
を昨夜言い渡されたので、先程コロコロしながら回想していました。
そして、ブログを執筆中にスマホ上部のウィンドウにラインの通知(主治医から)。
今からAと行くわ。メシめんどくさかったらピザでいい。
既読スルーしたけれど、主治医は我が家の鍵を持ってるので逃げれない。
今日も毛、明日も毛。
クズ男たちの毛問題で私の頭はどうにかなりそうである。