医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

医療崩壊を引き起こす犯人とは感染者ではなく情弱な一般市民だと思っている件。

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たまには医療の話を。

 

医療崩壊が始まっている。皆さん自分や自分の家族が心配が故に突撃受診してくる爆弾魔がいるのだ。

だいたい情弱でトイレットペーパーを買い占めそうな人。

である。

病院では発熱外来を作り、コロナ感染疑いのある患者には車か仮設テントで準備が出来るまで待機してもらう。

看護師がトリアージして緊急性のある患者かどうかを振り分けて診察という流れになるのだが、

すぐ診ろ!

こちらの説明を聞かずに一方的に怒鳴り散らす者も居る。安易に病院へ来てもPCR検査(検体採取)はそうそう簡単には行わない。いや行えない。ニュースでも出ているが、医療物資が明らかに不足しているし、雑に言うとガイドラインとしてはまず保健所に症状の相談→受診指示→検体採取→保健所から患者に連絡という流れになっているのだ。

1人のコロナ感染疑いの患者がくると人手と手間が2倍になる。

マスク、ゴーグル、エプロン、手袋、シューズカバー、備品の消毒etc。

受診指示があり前もって連絡をしてくれたら受診方法や待機について説明もできるのだが、突撃受診だとそうもいかない。

 

医療物資が不足している中、それでも医師や看護師がリスクを承知で患者を受け入れてるのだ。

彼らだけではない。大手で言うとニチイやソラストのような外注医療事務員もかなりリスクが高い仕事である。ブラックで割と名高いソラストに所属する事務員から聞いたのだが、

「特に手当もなく、そんな話も出てこない。」

「マスクや消毒アルコールの配給もない。」

不満の声が続々と出てくる。

「感染したら労災?保障あるの?」

大手にしては対応が悪いし遅い。

安倍政権みたいだな。彼らにも何かしらのスポットライトが当てられたらいいなと思う。

 

とにかく医師や看護師、医療現場で働く人達が正確な情報を持っていない不用意な患者のせいで感染してしまうと言うことは避けなくてはならない。

子供が熱。家族揃って受診はなかろう。

 

一応医療従事者である私からのお願いです。

ワイドショーの右にも左にも寄れるようなコメンテーターの意見を信じて行動するより、厚生労働省や保健所、役所の公式発表とガイドラインを遵守して行動してください。

 

私は誰よりも注意している!とか神経質過ぎて冷静な判断が出来ない人ほど感染リスクは高いような気がします。