医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

オヤシロさまぁ。萌え系ホラーに萌えてる私の件。

ひぐらしのなく頃にというアニメがある。実写版として映画化もされているので知ってる人も多いだろう。私がこのアニメを知ったのは、もちろんクズらしくパチンコからである。大一商会という微妙なメーカーが制作したパチンコ台だ。大一商会というと、昔はCRバトルヒーローやフルーツパンチという大ヒット機種をリリースしたり、CRピンクレディ、CR中森明菜を始めとする「うたパチ」というジャンルを確立したメーカーなのであるが、いつからか迷走し始め、満を期して新筐体で勝負を賭けた「CRタイタニック」で筐体の不具合が見つかり、新筐体を採用した機種の撤去を余儀なくされた悲運のメーカーでもある。

その不具合とは、各メーカーが新筐体を発表するたびに過激になっていく「押しボタン」にあった。やたらデカい押しボタンとその周りを囲む回転する役物(たぶん危ない)が熱を持ち、発火するとかしないとかの不具合だったように思う。現在では、技術的なものは改良され、不具合もたぶん事故もなく稼働していると思う。

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↑現在のはコレね。

 

ひぐらしのなく頃にというアニメは、パチンコには打ってつけなストーリー性を持ち、前作でもそうだったのだが、テーマに沿った秀逸な演出と音声で、大ヒットしてもおかしくはない仕上がりだった。

でもヒットには至らなかった。

そこが大一商会の悲しいところだ。

 

今回は、そのCRひぐらしのなく頃に〜叫〜の素晴らしさをメインに本日2度目のクソブログを執筆しようと思う。

まずはネタバレしない程度にあらすじを…

 

時は昭和50年代後期。雛見沢という集落が舞台である。萌え系キャラで描かれてはいるが、実はホラー要素が強く、各エピソードごとに登場キャラクターたちの衝撃的なストーリーが展開されていく。

都会でいろいろあって雛見沢に引っ越してきた少年。いわゆる主人公的なポジションである。雛見沢に引っ越してきてから様子がおかしくなっていき、冒頭エピソードでは序章として惨劇の始まりを匂わせる役割も持っている。

元々は雛見沢出身なのだが、両親の離婚を期に雛見沢を離れた。引っ越し先で問題を起こし、また雛見沢に戻ってきた。「嘘だ!」と叫びながら猟奇的な笑い声で鉈を振り回すエピソードが印象的である。オヤシロさまの祟りを信じていて、自身もまた祟りにあった人間だと信じている。雛見沢から離れては生きられないことを身をもって知った人間とも言える。物語の最重要人物といってもいいくらいの存在感を放つ。「かな?かな?」と2度言うのがレナ流であり、カワイイものが大好きで「おっ持ち帰りぃぃぃ」といってなんでも持ち帰ろうとする。

雛見沢御三家でもトップの勢力を持つ園崎家の次期当主。前原圭一竜宮レナとは仲良しグループのメンバーでリーダ的な役割を担う。自身には鬼が宿っていると信じているエピソードがあり、ひょんなことからその鬼が目覚めてしまい惨劇を起こしてしまう。オヤシロさまの祟りと称して雛見沢を離れようとする人間に拷問を加えたりするなど、影の始末屋としての園崎家も受け継ぐことになった魅音のエピソードはこの後の展開にも大きく影響する。

園崎魅音の双子の妹。北条沙都子の兄である北条悟史に片想いしていた。その想いは現在も進行中なのだが、北条悟史は行方不明である。北条沙都子を溺愛しており、沙都子のことになると冷静でいられなくなる。園崎家の血を受け継いでいる彼女にも鬼が宿っているようで、そっくりな姉である魅音になりすまして惨劇を起こす。なかなかの知能犯でグループのブレーン的役割も持っている。

前原圭一たちが通う学校の低学年児童。事情があり現在は古手梨花と2人で暮らしている。兄は行方不明で、末期の雛見沢症候群患者でもある。投薬でギリギリ発症を抑えている。雛見沢大災害の唯一の生き残りであり、暗い過去を持った少女である。この物語の「仲間」というキーワードに大きく影響するエピソードの中心人物である。トラップの沙都子と異名をとるだけあって罠を仕掛けるのを得意とする。「〜ですわ」「〜ですのよ」などお嬢のような言葉づかいをする。

雛見沢御三家のひとつ、古手家・古手神社の次期当主。現在は北条沙都子と2人で小屋に住んでいる。綿流し祭りの演舞を担当する巫女であり、雛見沢の人間からは「梨花ちゃま」と呼ばれ大事にされている。雛見沢の人間は本能的に女王感染者である彼女を敬っている。この物語の壮大なテーマの中心人物である。繰り返される惨劇を回避するため奔走するのだが、ある綿流し祭りの夜に殺されてしまう。一人称はボク。口癖はにぱー。なのですよー。

雛見沢を管轄する所轄の刑事。毎年起こる雛見沢の事件を追っている。

入江診療所のナース。昭和50年代の話なのに、ナース服にニーハイとか一部の層にウケそうな出で立ちである。実は入江機関の幹部であり、その機関の人間からは鷹野三佐と呼ばれている。目的のためなら手段を選ばないマッドサイエンティストである。

  • 羽入

物語の後半から登場する。古手梨花とは旧知の仲のようで、古手神社とも深い関わりがある。古手梨花と長い旅を一緒に続けていて、物語のクライマックスにその存在感が際立ち、正体も明らかになる。

 

ざっくりいうとこんな感じ。

この登場人物たちがパチンコの演出にうまく取り入れられていて、今作の「ひぐらしのなく頃に〜叫〜」では、イルミネーションやフェイクビジョンなどのビジュアルが強化され、音声や効果音も素晴らしい仕上がりになっている。

嘘だ!

が絡む擬似連は信頼度が大幅にアップし、復活大当たりの際にも絶妙な間で、

嘘だ!

が発生し、ビクッとさせられる。

雛見沢症候群のレベルがステップアップ予告の役割を持ち、レベル5は激アツとなる。先読み予告や発展先次第ではハズレたりもするのだが、ブラックアウトしてから、これまた絶妙な間合いでレベル5予告が中毒になりそうな効果音とともに発生する。

基本的な擬似連は竜宮レナが、

オヤシロさまはいるよ。ひたひた。ひたひた。足音が。うおおおおおおお!

というやつで、この場合の擬似3はわりとあっさりいく。ここに、嘘だ!が絡むとアツい。園崎魅音「違いない違いない違いない違いない!」とわめき散らす擬似連の信頼度は見た目ほど高くはない。古手梨花(なんとかいう外国人ぽい名前の人)の独白的な擬似連はそこそこ大当たりに結びつく。保留変化は緑止まりが多く、赤までは滅多にいかない。強めリーチの最中にイキナリ鉈役物が落ちてきて赤に変わったり、飾り切り野菜みたいな保留役物がガコガコ動いて赤になるパターンがほとんどだと思う。まあ逆に緑止まりでも当たりに絡むのが嬉しい。

さて、楽しい楽しいST中の話。

惨劇回避。

これがこの機種のST中の大当たり演出だ。前原圭一が狂って鉈を振り回してる竜宮レナから逃げ切ったら大当たりとなる。まず第1段階は竜宮レナと遭遇し、攻撃をかわすところからスタートする。連打・隠れる。基本的にこの2パターンなのだが、随所にチャンスアップの示唆があり1つでもチャンスアップが絡むと信頼度はグンと上がる。継続率は65%なのでそれほどの爆発力はないが、出玉が2400発偏向型なので、5連もすれば1万発は全然余裕だ。

 

最後に。

最近の技術の進歩により、2Dアニメが3Dアニメ化されているが、あれはしないほうがいい。ルパンでもそうなのだがあんなの違和感しかねえぞ。ひぐらしのなく頃に〜叫〜でも最強リーチやST中に3Dアニメキャラが採用されているのだが、全っ然萌えない。3Dアニメの竜宮レナ古手梨花なんかまったく可愛くない。

むしろ不気味です。

リーチ用に2Dアニメを起こして欲しかった。そっちのが安上がりでしかもイメージ壊さず原作に近いものになったんじゃねえの?

 

サンセイの巨人の星とかホンマねえわ。3Dアニメ化するなら、サミーの北斗の拳くらいクオリティの高いもの作ってほしい。萌え系アニメの3Dアニメ化反対運動でも起こしたい気分である。