私は努力を怠らない。
夫とからくりサーカスを並びで打った。私はからくりサーカスは近年稀な難しい台だと思っている。つまりはヘタクソなのだ。ただいつもからくりサーカスで爆出ししている上手い人を見るとどんな攻略法を使っているのかが気になってしょうがない。
とりあえず無になって1万円消化。何も起こらない。しばらく考え上皿の玉をカードに入れてカードを取り出す。
「やめるん?」
「うん」
席を立つ。
「カーディガン忘れてるよ?」
あっバカ!この野郎。
余計なこと言うな!
トイレに行ってからまたからくりサーカスに着席。1万円投入。
あるるかん落ち、背中を守るもの。
これは成功か......?
ハズレ。
しかし私はこの時を待っていた。打つ手を止めしばしコーヒーブレイク。
デモ画面に戻るのをたっぷり待ってから打ち出し開始。
何も起きずに2万円目終了。
やっぱ難しいなコイツ。
さらに1万円投入。カスタム画面を開く。色んな組み合わせで各50回転ずつ試し打ち。
3万円目終了。
「さっきから何してんの?」
ドキッ!
やばい!バレたか!?
「ひょっとして攻略法試してる?ないよそんなもん」
カッチーン。
「昨日今日パチンコ始めたクソガキにはわからん!口を閉じろ!お前がカーディガン忘れてるよとか余計なこと言うからやめちゃったフリ作戦も失敗したし、デモ出しもミスってしまったのだ!平成生まれのお前に先生の凄さがわかるのか?わからんやろ!なら黙ってろ!」
「でもさ.....。試し打ちで3万円って......。」
「黙れ!攻略法見つけても教えてやらんからな!」
「わかったから騒ぐな。」
4万円目投入。クソっ!Aのおかげで試したカスタムの組み合わせ忘れてしまった。
4万円を使い切る寸前2度目のあるるかん落ち、背中を守るもの、劇赤柄。間違いなく上向きになってきている。
これで、上向き台か不調台かの台かの見極めが出来る。
見事大当たり( -ω- `)フッ
間違いない。好調台に転じて来ている。
ここからは気を抜いてはいけない。まずは75%をとらなければ話にならない。ここは1発告知。
ラッシュ突入。
慎重に打ち出し開始のタイミングを見極める。デモ出し?いやいやそれは後半に入ってからだ。ランプ?どれだ?どのランプと同調してるのだ。分からない。やっぱりからくりサーカスは難しい。ここは自分の勘に頼るしかない。
直感を信じて打ち出し開始。
弱い。なんか弱い。
残り15回転。トイレとコーヒーを買ってきてから着席。
「あれ?自分のだけ?俺のは?」
「え?あぁ忘れてた。」
「うわー超出来る嫁。負けろ負けろ」
残り時短もサクサク消化。
しまった。これは不調台だったか?完全にミスった。
時短は華麗にスルー。
からくりサーカスはやっぱり難しい。昭和の攻略法は令和の時代には通用しないのか?
短時間で4万円も負けてしまった。
からくりサーカス結論。
- やめちゃったフリ作戦(✕)
- 激アツ外しのお詫び(✕)
- カスタム(△)
- 正統派ボタン連打(✕)
- デモ出し(✕)
- 打ち出しタイミング(✕)
このような結果となった訳だがまだ試す価値のある攻略法は残っている。
朝イチのオスイチ狙いと21時以降のオスイチ狙いだ。500円ずつのカニ歩きで夢のオスイチが狙えてしまう超簡単な攻略法だ。
さて今日はこのくらいにしておいてAの超からくりラッシュが終わるまでマッサージチェアでリフレッシュしよう。
クソックソックソッ!
また1枚からくりサーカスの壁が厚くなった。