毎日(ではないが)、ブログにはほんとにくだらないことや、社会への不満・文句など何の役にも立たない情報をひっそりと発信している私なのだが、それなりに充実した日々を過ごしているようには思う。クズでどうしようもないバカな友人たちや愛犬に囲まれて、これといって特別ではない幸せを感じたり、季節の移り変わりで寂しさなんかも感じたりする平凡な人間だ。今の生活に不満はない。
でも、ただただあの頃に戻りたいと思う時がある。でもいつに戻りたいかは分からない。戻りたい時間や場所、忘れたくない記憶が複雑に絡み合い、単純にあの頃に戻りたいと願う私と、その時期を明確にしたくない私がいて、だいたいいつも後者の私が勝ってしまう。
あの頃は良かった。時期こそ明確にはしないものの、そう思いたくてあの頃に戻った気になりたくて、記憶の断片をデタラメに並べたてる。自分に都合よく記憶を並べ換えることもある。
お前はそれで満足か?
自問自答にたっぷり時間をかけて私の時間旅行は終わる。
分かっているのか、不思議とこんな夜はクズたちも犬たちも静かだ。
なぜか今夜は酒が進まない。歯磨いて寝よ。