医療系クズの雑記ブログ

いろいろあってブログ名変えました。クズ上がりです。

猟奇的な変態男子2人の件。

別部署だが、私の同僚(現在は上司)Aと同時期に入職した職員(Kとする)がいる。顔も、見れば殴りたくなるほどブサイクで、角栓だらけの非常に不愉快な面構えの男子だ。もちろん彼女もいないし実家暮らしの童貞鉄板と疑われても仕方の無い非好青年だ。

季節を問わずいつでも汗をかき、まわりには年中汗臭を撒き散らし、清潔感とはほぼ無縁の所謂モテない君だな。


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今までは特に接点もなく、「あぁ、そんな奴おったなー」くらいの認識だった。

ところが、4月の異動で週1回は必ず会うようになってしまった。会うと言っても書類の受け渡しだけなのだが、ソイツは初めての書類の受け渡しの時に自己紹介もなく、イキナリ書類を渡してきて「あの…コレ…チェック…」と言って去って行った。言動はまさしく若かりし頃の私で、昔の私はこうも人をイラッとさせていたのだと思うとなんだか切なくなってきた。同僚Aもそんな感じのコミュ障なのだが、理解も仕事も早いし、なかなかキュートなツラとシュッとした風貌が極度のコミュ障を中和させておりまわりをイラッとさせることはほぼない。まあ

似て非なるものだ。

そして、私がAと昼休みにドトールコーヒーでのんびりしていた所、まさかのKがノコノコと近寄ってきたのだ。

「あの…採血するとこ…」

コーヒーの香りが一気に飛んでしまうほどの強烈な悪臭が立ち込める。

「なんだよ?」

「あの人が…」

Kの指さす方を見ると弱視らしき人が立っている。

とりあえず事情は後回しにして即座にAを派遣した。Aは話を聞いて弱視の人の手を引き消えていった。

「なんだよお前、事情はAに聞くから仕事に戻れよ」

「あの…ライン」

「ラインがなんだ?」

「教えて…」

ざわ…ぞわ…

「断る。」

しばしの空白の後、彼は何も言わず去って行った。

それでも毎週1~2回は顔を突き合わせる。Kは会う度にラインの交換を要求してきた。

めんどくせぇヤツだな…と思いながら「まさか知り合いかもに入ってねえだろうな?」

リストを見るとKが普通にそこにあった。

ぞわぞわした。

 

そして数日後、昇進で部署が変わった上司であり友人でもあるバカ課長(今は別部署部長)が私の自宅にAとやって来た。いい季節になったので庭でビールと焼き鳥を食らいながらKの話をする。鶏肉は今ではあまり見ない鶏肉専門店で串刺しまで下ごしらえまでされた鶏肉等とタレを購入している。

A「確か俺と同期なんだよねー」

私「なんだよアイツ。私でも引くわ。」

課「俺の指示なんだけど?」

は?

なんでもバカ課長が言うには、今回の人事異動で私と接点ができたから仕事だけじゃなくいろいろ教えてもらえと指示を出したそう。

課「Aはその甲斐あって今やお前の上司だろ?」

バカ課長の雑な指示は正解なのか?いきなりライン交換を持ち出すような変態性の高い重度のコミュ障だぞ?大丈夫か?

 

そしてKと会う日がやってきた。書類を受け取ると「お前ちょっと外に出ろ」

野外のベンチに腰掛けて私が口を開く。

「いいかメモ取れよ?お前さぁはっきり言って臭いんだよ。それは改善出来ることだからまわりへの配慮としてやれ。それと単語のみでモノを伝えるのはやめろ。それでは伝わらない。ラインは必要なら交換する。でも今はまだ必要ではない。今日の仕事の帰りに新しい肌着とシャツと酸素系漂白剤、除菌系の洗濯洗剤、気に入った香りの柔軟剤を買って帰れ。そして洗濯はオカンではなく毎日自分でやれ。食事はしばらく鶏むね肉メインにしろ。油控えめ唐揚げ禁止。コンビニのホットスナックも禁止。作れないならオカンに頼め。チートデイは作っていいがなるべく牛肉は避けろ。これをしばらく続けろ。諦めるな。」

そして翌日彼は言われた通り新しいシャツを来て私に会いに来た。

「いいか?今日はそれを自分で洗濯するんだ。漂白剤と洗剤を一緒に入れてすすぎの時にキャップ1杯柔軟剤を入れろ。昨日は何食った?」

コンビニ…の…弁当…

コンビニ弁当も禁止な。

それとロッカーに着替え用の肌着とシャツを二~三枚用意しておけ。分かったら”はい”な。質問があればメモに文章に起こしてから質問に来い。

Kと接点を持ってから3ヶ月。汗臭はかなり改善されたと思う。

言葉もちゃんと日本語らしくなってきた。

ラインの知り合いかも?のリストに載っていたKを友達リストに追加し(追加しただけでメッセージのやり取りはまだない)、Aが我が家に来るタイミングで晩メシにKを招待した。

Kは何故かケーキの手土産を持参(後に母親に持っていけと押し付けられた事が判明)。我が家の犬は奴の臭いに興味津々で後をついて回っている。やっぱりポロシャツは何故かインされており仕事用らしき革靴だった。

今日はチートデイの中のチートデイにしてやろうと思ったので我が家の定番、お外で七輪焼肉だ。

特に話が弾んだわけではないが、「美味しい美味しい」とメシをガツガツ食うKは、その辺にいる男子となんら変わりなかった。

Aに少し嫉妬してる事や、独立に向けて少しずつ計画を立てている事、初めて洗濯をした時の事、母親に理由を聞かれ母親が私に激怒していた事なんかを話してくれた。

 

そんな時に事件は起こった。

 

Aがビールをひっくり返して下半身がびしょ濡れになった。まあ幸いAの着替えは我が家に常備されているので、Aはシャワーと着替えで席を離れた。

A「パンツまでいったわー」

私「洗濯機に放り込んでスタートしとけ」

 

Aが席を離れ最初に口を開いたのはKだった。

 

K「Aくんの着替えは、パ、パンツまであるんですか?」

私「うん、よく泊まりに来るしな。アイツの第2の自宅みたいなもんだ。」

 

K「るいさんのパ、パ、パン…ティーとか一緒に洗うんですか?」

 

パンティーはないだろ。

やっぱコイツ変態だ。

 

Aが戻り少し凍りついた雰囲気を察した彼は無邪気に「何かあったのー?」

私「いやお前のパンツの話をしてた。」

Aは無邪気にぶっ込んでくる。

A「まさかパンティーとか?笑」

 

コイツも変態的に鋭すぎて厄介だった。

 

そう、まだ時期は早かった。そしてKのライン対策を慎重に行った。